医院の想い・こだわりのポイント

理念

病気には必ず原因がありますが、歯科治療は原因を探ることよりも、治療が先行する傾向が強いと言われています。しかし、原因の追及を省いて治療をしても、のちにまた同じ疾患にかかってしまう可能性が高くなります。そこで、当医院ではできる限り疾患の原因を追究し、それに対する治療と予防をするよう心がけています。また、歯科における2大疾患は「虫歯」と「歯周病」ですが、そこには「噛み合わせ」が大きく関わっています。1本の虫歯ができただけでも、あるいは歯周病で歯ぐきが腫れただけでも、そこでかむことを避けるようになってしまいます。そこで、当医院では常に噛み合わせを意識しながら治療を進めるよう心がけています。歯は口の中の一部であり、口は消化管の入り口です。歯を健康に保つことは、全身の健康につながります。皆さんが笑顔で美味しく食べられるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。

歯科医師を目指して

先輩歯科医師でもある父を見て、何の疑いもなく歯科医師を目指しました。いつか父と一緒に診療し、町医者として地域医療に貢献できればいいなぁといった感覚でした。

学生時代

学生時代は盛岡というのんびりとした街で、高校時代から続けていたハンドボールに明け暮れていていました。医歯薬系の大会でベストセブンという賞をいただいたこともありました。今でも集まっては飲み明かす仲の良かったクラスメイト、たくさん奢ってくれた先輩、温かみのある後輩との学生時代は本当に楽しかったです。

医局時代

卒業後は総義歯で有名な田中久敏教授に師事し、入れ歯を中心とした噛み合わせの勉強を5年間行いました。厳しい教授でしたが、臨床レベルは本当に高く、講座としてもたくさんの優秀な先輩がいましたので、現在の自分の基礎を築いてくれた本当に感謝すべき医局でした。

仙台で父とともに診療

平成5年に仙台に戻り、父と一緒に診療を始め、すでに15年が経過しました。父の診ている患者さんの家族を診察する機会が増え、ホームドクターとしての喜びを感じるようになりました。しかし、診療室が手狭になってきたこと、設備を充実させたかったこと、駐車場を確保することなどを目的に、平成8年診療室をリニューアルしました。すぐ下の弟が設計してくれた、とても快適な空間です。

歯科の勉強に目覚めて

しかし、大学や医局で学んだ知識だけでは治らない患者さんを診ているうちに、それまでの自分の技量に限界を感じ始め、いろいろなセミナーを受講するようになりました。ゴルフに夢中だった時期もあったのですが、今では「歯科」の勉強が頭の中心にドカッと座っている、そんな感じの自分になりました。いろいろなセミナーや学会に参加するようになり、多くの尊敬すべき歯科医師に出会いました。とてもここには書ききれないほどの多くの先生方がいらっしゃいます。同時に優秀な技工士、衛生士とも出会いました。そのような仲間から臨床のヒントをいただいたり、具体的に相談したりすることで、患者さんへ質の高い治療を提供できるようになってきました。現在では私自身も少しずつ後輩へのアドバイスをする機会も生まれてきました。

自分自身の学びと教育の両立

多くの素晴らしい先生方、そして自分を正しい方向へ導いてくださった患者さんのおかげで、自分自身が治療に携われる範囲が広がりました。
そのおかげで以前の歯科医院で「治らない」と言われた患者さんを救うこともできるようになりました。
また、ただただ、「歯を磨け」ではなく、患者さんごとに最適なアドバイスをすることで、治癒への最短の道へと誘導することも当たり前になりました。

私達が生涯救うことが出来る患者さんには限りがあります。しかし、そのコンセプト、技術を後輩に託すことが出来れば救われる患者さんの数は何倍にも膨らみます。
私が多くの先輩に教わってきたように、自分を信じてくれている後輩達に自分が教わったこと以上のものを伝えていこうと思い、現在も実践しています。
「歯科」の世界は奥が深く、勉強のやりがいがあります。

これからも患者さんのために、仲間達と学び続けたいと思います。